要点
正解は(3)。機器の基本原理と代表式を、与えられた条件に当てはめて考える問題です。基本式の意味と、条件がどの項に効くかを先に整理して進めます。復習では、使った式の各項が何を表すかを言い直せるか確認すると応用が利きやすくなります。
詳細解説
この問題の論点は、機器の基本原理と代表式を条件に合わせて使えるかという点です。最初に問題文の条件を固定し、どの式や用語で判定するかを決めると全体が追いやすくなります。
パワーコンディショナは、太陽電池の直流電力を配電系統へ送れる交流に変換する装置なので、(ア) は「逆変換装置」である。
系統事故などで配電線が停電したあとも、太陽光発電設備だけで局所的に送電を続けてしまう状態を単独運転という。保守作業の安全や再閉路時の支障を防ぐため、この単独運転を検出して解列する必要がある。したがって、(イ) は「単独運転」である。
単独運転が起こると、系統側の拘束がなくなるため、端子電圧の位相や周波数が変化しやすい。このため、検出指標として電圧位相や周波数の急変を監視するので、(ウ) は「周波数」である。
一方、配電線側で起こる瞬時電圧低下に対しては、ただちに不要解列すると系統安定度を損ねるため、不必要に切り離さない対策が取られている。したがって、(エ) は「瞬時電圧低下」である。
よって、正しい組合せは (3) である。
機械分野は、速度、電流、トルク、滑りなどのどの量が変化しているかを意識すると、公式の当てはめを誤りにくくなります。
類題では、まず基本式の意味を確認し、与えられた条件がどの項に効くかを順に追うのが近道です。